ヘリオセントリックチャート




ホロスコープは、空の星ばかり見ている、
地球を生きていることを忘れないでいたい
みたいなことを以前、書きました。

「上なるものは下なるものと同じく
下なるものは上なるものと同じく…」という
エメラルド・タブレット的精神が占星術にはあると思っているので
空を見ることは、地上を理解することだと忘れないでいようと。
(太陽がないと地球は存在しえない、
エネルギーの主体としての太陽が自分(地球)の投影。
自分自身の姿は直接見れないように。
でも太陽だって眩しすぎて目で見えないというのも面白い。)

で、その後知ったのが
ヘリオセントリック(太陽中心)チャートというもの。
これはもうまさに「太陽から見た地球の位置がわかる」チャートなので
おお!と思ったのです。直接的に地球を見る方法。
しかもいつも使ってる無料のHP
(https://www.astro.com/)でボタン一つで出せるという…。
(おしてない未知のボタンがありすぎるHP、まだまだ深そうです)

地球中心の獣帯→太陽中心の獣帯に変更すると
チャートの中心が、地球→太陽に変更され
第三惑星地球がチャート上に現れます。
ワクワク。

しかしこれ、計算上は出せても
「読み方」はまだまだわからない。
松村潔氏が提唱していて、いくつか本も出ていたり
ネットでもその雰囲気は紹介されているようですが
これからたくさんの人が長い時間をかけて
いろいろな視点で読んでいってようやく
「読み方」の枠が決まっていく、というものなのかな…と。
それもまたワクワクします。

普通の占星術も、数字できっちり出てくるのは配置だけで
どう読むかは、数千年の歴史の積み重ねという
膨大な資料や口伝を元にしながら
「一応、現時代ではだいたいこう読みます」という
人間の感性で読んでいるものだから。

逆にいうと、今は想像力を働かせて自由に読んでいこう!って
感じもします。

いつも使うチャートはジオセントリック(地球中心)で
地球から見て各星はどの角度か。
これは「地球にいる私」からの視点、個人的視点を表すとしたら

ヘリオセントリックは、太陽目線、大いなるもの目線で
(運命、神、天の配剤、生まれる前の魂、大衆、時代…?
ここもいろいろ解釈できますね)
「地球に配置された私の意味」
なぜ私が地球に生み落とされたのか、何しに地球にきたか、
みたいなこと?なのか??
世界の中心から自分を見つめる
天から地上を見下ろすって雰囲気でしょうか。

地球の角度はネイタル太陽の真逆になります。
(視点を交換してるので)
月と地球は常にセットになるので月は読みません。
(小さな衛星なんて太陽から見たら一緒ということで)
太陽から遠い星はそんなに変わらないのですが
近い星は結構変わるかもしれません。

私はネイタルにはない「魚座」に火星金星がいました。
あ、不思議なことをしていてもいいのかな?
なんて思ったりしました。
自分自身では、魚座が扱っているものへの理解が
あんまり得意でないタイプと思っているけど
(直感もいいけど、体系とか理論が好き。)
外から見たらそうじゃないかもしれないなとか。
(海王星がアリーズポイントにいるので
ネイタルでもそういう感じはあり)

松村式ですと、太陽からみて最初の星である水星が
「人生の方向づけ」を表すらしいのですが
これは「水瓶座」でした。
(ネイタルでも強いので意外性はないかも)

一番気になったのは地球の角度にプレアデス(昴)があったこと。
恒星占星術を調べると、プレアデスは
悲しみ、不遇、事件事故(主に対人関係?)、死など
闇の面が多く出てくるけれど
そういうものには必ず付随してくる癒し、再生と
セットなのでしょうね。
サイン違うけどキロンも合でした。

私のチャートでは「戦士」「涙」「癒し」が
何度でもテーマで出てくるので(笑うしかない)
冥王星的、さもありなん、と思ったりもしたのでした。


私の場合は、竜頭図を読んでも
超マイナーアスペクトのセプタイルを読んでも
「そういえばネイタルに同じようなメッセージ出てる気がする」と
思うことが多くて
(現時点ではそのメッセージしか見えない、ということかもだけど)
くるーっと大回りして、原点に戻ってくるような
ネイタルをしっかり読んでいくことの重要さを
改めて感じたりもしました。

昴、子どもの頃はいつも寒い夜に見上げていたなあ!



















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